本の棚

れっつ 読書/Instagram@honnotana

2016-01-01から1年間の記事一覧

『とにかくうちに帰ります』 津村記久子

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 いよいよ2016年もあと1か月と少しになりました。 なんて言われると私なんかは何だか焦って一旦耳を塞ぎたくなります。 多くの方がじわじわ忙しくなってくるであろうこの時期です…

『東京百景』 又吉直樹

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 読書の秋に読んでほしいということで前回は異様さにどっぷり浸る小説をご紹介しましたが、みなさんにも馴染みのあるこの方の一冊で軽快に読書の秋に突入するのもいいかもしれま…

『私の男』 桜庭一樹

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 だんだん朝晩が涼しくなってきました。 秋の気配ですね。月並みですが、“読書の秋”です。 本が読みやすい季節です。良い季節です。 そんな秋が近づいている今日この頃、 少し肌…

『キッチン』 吉本ばなな

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 お久しぶりです。まだ書いてました。 ちょっとドタバタしておりました。 暑くなってきてますね。 日々忙しくする中でちょっと疲れちゃったり、 たまにはため息なんかついちゃっ…

『問いつめられたパパとママの本』 伊丹十三

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 このブログを読んでいただいている方は、 おそらく本に多少なりとも興味がありご覧いただいているのだと思います。 そして何かしらを「知る」ことに興味がある方なのだと思いま…

『神戸、書いてどうなるのか』 安田謙一

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 早くも1か月1回ペースの更新になってしまっています。 言葉だけで人に興味をもってもらうというのは難しいですね。 今回は、その言葉だけで好奇心を大いにくすぐられる異色の…

『白夜行』 東野圭吾

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 かなり間が空いてしまいました。細々とやっていますのでどうか気長に読んでやってください。 今回は、前回とは真逆の、深く深くどっぷりと浸る作品をおひとつ。 『白夜行』東野…

『小さな男*静かな声』 吉田篤弘

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 相変わらずゆっくりゆっくりと更新しているブログですが、 ゆっくりゆっくりと日々を、自分を、振り返りながら読む、 こちらの本がそんなブログの第三弾。 『小さな男*静かな声…

『おはなしして子ちゃん』 藤野可織

初めてこのブログをご覧いただいている方は、記事の一つ目「とりあえずご挨拶」を見て頂けると幸いです。 第二弾は、ちょっとゾクッとする不思議な短編集。 『おはなしして子ちゃん』藤野可織 (講談社・定価1300円+税・ページ総数219頁) 『爪と目』で…

『風が強く吹いている』 三浦しをん

初めてこのブログをご覧いただいている方は、記事の一つ目「とりあえずご挨拶」を見て頂けると幸いです。第一弾は、王道の青春小説です。題材は「走ること」。 『風が強く吹いている』三浦しをん (新潮文庫・定価840円+税・ページ総数670頁) 王道で…

とりあえずご挨拶

始めました。 ブログとかあまり続かないタイプですが始めてしまいました。 本を紹介します。よくあるブログです。 でも書評ではありません。(素人が難しいこと書いたって、書く方も読む方もよくわからないものになりそうです。) 本は大好きですが、残念なが…