本の棚

れっつ 読書/Instagram@honnotana

『百人一首という感情』(最果タヒ)

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 前の更新から1年経ってしまいました。 1年の間に世の中は大変なことになっていますね。いろんなことが起こって、いろんなことが制限されて、うう…っと、気持ちが疲弊してしま…

『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』 くどうれいん

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 久しぶりに書きます。書きたいと思っている本はたくさんあるんですが、相変わらず追われる毎日なので、今回はその中でも私の気持ちをぴゅんっと跳ね上げさせてくれたこの一冊を…

『モダン』 原田マハ

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 台風に襲われ続ける日本列島。わたしが住む関西にもまさに今接近中です。皆さん安全第一で気をつけましょうね。 天災続きだし仕事は山積み、休日だってなかなか外出もできず予定…

『家守綺譚』 梨木香歩

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 容赦なく暑い日が続いていますね。時間も容赦なく過ぎて、書くのも久しぶりになってしまいました。うっかりするとすぐに忙しない日々に流されてしまい、はっと気づけばあっとい…

『美術手帖 2018年2月号 特集 テレビドラマをつくる』 美術手帖編集部(編)

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 すっかり春めいてきました。寒さが遠のき、なんとなくウキウキするような良い季節ですね。春は出会いと別れの季節ともよくいいますが、3月は「毎週観ていたアレが終わるなんて…

『スノードーム』 アレックス・シアラー(石田文子 訳)

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 平昌五輪のフィギュア男子シングルFPが終わったばかりで興奮冷めやらぬまま書いております。とっても感動しましたね。羽生選手、宇野選手おめでとうございます!今冬は本当に寒…

『間取りと妄想』 大竹昭子

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 ご無沙汰しております。 忙しさにかまけて自分で自分の時間をつくれないというのは、どうにもよろしくないですね。ゆっくり続けていきますので、ちょっと暇な時があれば覗いても…

『人間そっくり』 安部公房

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 台風が迫っていますね。関西には本日上陸するようです。皆さん家などで安全に過ごしてくださいね。「くれぐれも外出する際はお気をつけて。」テレビでもラジオでも繰り返し聞こ…

『触楽入門 はじめて世界に触れるときのように』 テクタイル 仲谷正史・筧康明・三原聡一郎・南澤孝太

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 暑い。暑いですね。夏です。暑くてもどこかへ遊びに行きたくなる季節ですね。涼しい家や喫茶店などでゆっくりと本を読むのも素敵ですが、せっかくの季節ですから、今回は身体を…

『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』 宮崎夏次系

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 書店などに行って棚に並ぶ膨大な数の本を見る度に、すべての本を読み尽くすことなどできないのだと、なんだか脱力して、同時にまだまだ知らないものばかりだなと、ワクワクしま…

『女生徒』 太宰治

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 寒い寒いと言っているうちに、もう春が近づいてきて、うっかり更新しないまま2月が終わって3月がきてしまいました。新たなスタートをきる目前。今回は、実は以前から書きたい(…

『鳥肌が』 穂村弘

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 最近寒いですね。大寒波が猛威をふるって・・・もう堪らないです。お風呂から上がる時なんかに鳥肌が立つこともしばしばですが、たまにはこんな本を読んで、クスッと笑いながらもち…

『注文の多い注文書』 小川洋子、クラフト・エヴィング商會

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 2017年が始まりました。“2017年”と聞くとなんだかもう近未来のような響きがするねとこの前友人と話しておりました。年月はどんどん進んでいるわけですが、近い将来には(もしく…

『とにかくうちに帰ります』 津村記久子

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 いよいよ2016年もあと1か月と少しになりました。 なんて言われると私なんかは何だか焦って一旦耳を塞ぎたくなります。 多くの方がじわじわ忙しくなってくるであろうこの時期です…

『東京百景』 又吉直樹

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 読書の秋に読んでほしいということで前回は異様さにどっぷり浸る小説をご紹介しましたが、みなさんにも馴染みのあるこの方の一冊で軽快に読書の秋に突入するのもいいかもしれま…

『私の男』 桜庭一樹

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 だんだん朝晩が涼しくなってきました。 秋の気配ですね。月並みですが、“読書の秋”です。 本が読みやすい季節です。良い季節です。 そんな秋が近づいている今日この頃、 少し肌…

『キッチン』 吉本ばなな

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 お久しぶりです。まだ書いてました。 ちょっとドタバタしておりました。 暑くなってきてますね。 日々忙しくする中でちょっと疲れちゃったり、 たまにはため息なんかついちゃっ…

『問いつめられたパパとママの本』 伊丹十三

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 このブログを読んでいただいている方は、 おそらく本に多少なりとも興味がありご覧いただいているのだと思います。 そして何かしらを「知る」ことに興味がある方なのだと思いま…

『神戸、書いてどうなるのか』 安田謙一

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 早くも1か月1回ペースの更新になってしまっています。 言葉だけで人に興味をもってもらうというのは難しいですね。 今回は、その言葉だけで好奇心を大いにくすぐられる異色の…

『白夜行』 東野圭吾

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 かなり間が空いてしまいました。細々とやっていますのでどうか気長に読んでやってください。 今回は、前回とは真逆の、深く深くどっぷりと浸る作品をおひとつ。 『白夜行』東野…

『小さな男*静かな声』 吉田篤弘

初めましての方は「とりあえずご挨拶 - 本の棚」をご一読くださると幸いです。 相変わらずゆっくりゆっくりと更新しているブログですが、 ゆっくりゆっくりと日々を、自分を、振り返りながら読む、 こちらの本がそんなブログの第三弾。 『小さな男*静かな声…

『おはなしして子ちゃん』 藤野可織

初めてこのブログをご覧いただいている方は、記事の一つ目「とりあえずご挨拶」を見て頂けると幸いです。 第二弾は、ちょっとゾクッとする不思議な短編集。 『おはなしして子ちゃん』藤野可織 (講談社・定価1300円+税・ページ総数219頁) 『爪と目』で…

『風が強く吹いている』 三浦しをん

初めてこのブログをご覧いただいている方は、記事の一つ目「とりあえずご挨拶」を見て頂けると幸いです。第一弾は、王道の青春小説です。題材は「走ること」。 『風が強く吹いている』三浦しをん (新潮文庫・定価840円+税・ページ総数670頁) 王道で…

とりあえずご挨拶

始めました。 ブログとかあまり続かないタイプですが始めてしまいました。 本を紹介します。よくあるブログです。 でも書評ではありません。(素人が難しいこと書いたって、書く方も読む方もよくわからないものになりそうです。) 本は大好きですが、残念なが…